Kindleで読める面白かった本を紹介します。
僕は海外に住んでいる事もあり、読書はすべてKindleに集約させています。
以前買った本でどうしても捨てられない本とまだ読んでない本を自炊してPDF化しましたが、実際、改めて読み返した本は数冊程度です。笑
まぁ何度も読み返す本ってそうそう無いですよね。
これからは基本的にKindleに無いタイトルはあまり買わないようにしようと思っております。
さて、電子書籍のメリットは容量が許す限り際限なく本を持ち運ぶことが出来る点です。
ただ、日本は出版社がいろいろと利権関係で揉めて足並みが揃ってないですね。
自分達の利権を守る前にユーザーの利便性を尊重して欲しいもんですね。
早いところ改善してもらいたいもんです。
そんな訳で、Kindleで読める面白い本をつらつらと紹介していこうと思います。
まずは、山崎豊子さんの遺作「約束の海」です。
本作は三部作の第一部で、実際にあった海上自衛隊の潜水艦と遊漁船の衝突事故、"なだしお事件"がモデルとなっており、第二部では第二次世界大戦で日本人捕虜第一号となった酒巻和男さん(小説内では主人公の父という設定)がモデルのお話だったそうです。
モデルとなった人物は『二つの祖国』にも少しだけ登場し、捕虜の身ながら一人だけ武器を使わない戦争をしていた人物であると連載前に山崎が語っている。wikipediaより引用
本人はこの後の二部、三部を書きたかったようで、本当に残念でなりません。
大地の子に匹敵する超大作の予感を残したまま、未完で終わっていますが、亡くなる間際まで、筆を握っていたという山崎豊子さん。
小説家らしい素晴らしい最後だったと思います。
一人のファンとして、続きが読みたくて読みたくてしかたありません。。。
ご冥福をお祈りします。
山崎豊子さんの作品はどれも有名で、どれも面白いのですが、中でも好きなのが、大地の子、華麗なる一族、不毛地帯ですかね。
誰にでもオススメできる作品です。
読んだことなければ是非。
大地の子とか号泣必死です。
続いて、面白くて続きが気になり読まずには居られなくなるのが、ダ・ヴィンチ・コードでお馴染みのダン・ブラウン著の「デセプション・ポイント」です。
デセプション・ポイント(上)<デセプション・ポイント> (角川文庫)
- 作者: ダン・ブラウン,越前敏弥
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2012/12/26
- メディア: Kindle版
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デセプション・ポイント(下)<デセプション・ポイント> (角川文庫)
- 作者: ダン・ブラウン,越前敏弥
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2012/12/26
- メディア: Kindle版
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ドラマ24ばりの緊迫感でストーリーが進んでいきます。オススメです。
有名なダ・ヴィンチ・コードシリーズばかりに目が行きがちですが、こちらもなかなかの名作です。
経営者としてハッとさせられる内容が多く、胸が熱くなります。
池井戸潤さんの企業小説はどれも銀行マン視点と経営者視点が入っていて面白いです。
池井戸潤さんの作品は、「果つる底なき」「空飛ぶタイヤ」「鉄の骨」とほとんど読んでいますがどれも面白いです。
お次は、山田宗樹さんの「百年法」
不老不死が実現化した日本を描く近未来小説です。
不老化処置を受けた国民は処置後百年を以て死ななければならない―国力増大を目的とした「百年法」が成立した日本に、最初の百年目が訪れようとしていた。処置を施され、外見は若いままの母親は「強制の死」の前夜、最愛の息子との別れを惜しみ、官僚は葛藤を胸に責務をこなし、政治家は思惑のため暗躍し、テロリストは力で理想の世界を目指す…。来るべき時代と翻弄される人間を描く、衝撃のエンターテインメント
普段はあんまりこういう設定に無理があるジャンルのものは読まないんですが、これは面白くって引き込また。
映画も見ましたが、映画よりも小説のが面白いです。
まぁ、どの作品にも言えることですが。
それから、小説ではないジャンルですが、この本も面白かった。
あとは有名ドコロで言うと、百田尚樹さんの「永遠の0」「海賊とよばれた男」なんかも面白かったんですが、残念ながら電子書籍してないです。
一応リンク。